カーボンXは軽量で効率的なヘルメットで、ジェットタイプとフルフェイスタイプの2種類があります。EN1385認証を取得し、ウォータースポーツとランドスポーツに対応しています。

アウターシェルはカーボン製で、軽量性と安全性に優れ、外観も洗練されています。そのため、パラシュート、パラグライダー、ストリート・リュージュなど、軽さが重要視されるスポーツや、特別な認証を必要としないスポーツに適しています。
カーボンXは、過去に大成功を収めたICARO2000のカット3ヘルメットを現代的に進化させたものです。もちろん、この新しいヘルメットには、最新のテクノロジーと高度なデザインノウハウがもたらす利点がすべて取り入れられています。

サイズ ：
●クールマックスパッド
　・L ： 60 - 61cm
　・M： 58 - 59cm
　・S ： 56 - 57cm
●防水インナーパッド
　・61 (X ラージ)
　・60 (ラージ)
　・58 (ミディアム)
　・56 (スモール)

本体重量 ：ジェットタイプ：430ｇ　　フルフェイスタイプ：560ｇ

税込価格 ：85,800円 （本体価格：78,000円）

※バイザーはお取り付けできません。

※受注発注の商品となりますので納期はお問い合わせください。

カーボンXの主な特徴

フルカーボン

アウターシェルには、軽さと強度を両立させたカーボンファイバー素材を採用。

フルフェイスとジェットの2タイプのシェル

ジェットタイプはより軽量で最高の視認性を確保し、フルフェイスタイプではチンガードによりさらに高い保護性能を発揮します。

超軽量

安全性に妥協することなく、ヘルメットのすべてのパーツを軽量化し、ウォータースポーツ、スカイダイビング、パラグライディングに最適なヘルメットとなっています。

ウォータースポーツ及びランドスポーツ用EN1385認証取得

カーボンXヘルメットは、特定の規格が必要とされないストリートリュージュなど多くのスポーツにも最適です。

スカイスポーツ用EN966認証について

ICARO2000では、カーボンXと同様に、スカイスポーツ用のEN966認証を取得したヘルメットを開発中です。カーボンではなくグラスファイバー製のシェルを採用し、背面にはさりげなくも非常に特徴的なスポイラーをデザインする予定です。
Divoと名づけられるこの素晴らしいヘルメットに関するニュースをお楽しみに。パラグライダー、ハンググライダー、マイクロライトのパイロットやパラシューティストにとって、魅力的なヘルメットであることは間違いないでしょう。
現在、認証を取得中です。

イタリアンデザイン

カーボンXのスタイリッシュなラインは、Ignazio Bernardiとイタリアを代表するヘルメット開発コンサルタントであるFelice Manzoniによるデザインです。

カーボンファイバー製アウターシェル

アウターシェルの幅は216mm、フルフェイスタイプの全長は328mmです。

カーボンファイバーは、ポリカーボネートやグラスファイバーに比べ軽量で高いパフォーマンスを発揮する、ヘルメットのアウターシェルに最適な素材です。カーボンファイバーは最適なシェル強度を備え、特に高速の衝撃に対してより高い安全性を発揮します。実際、カーボンXは軍事用途で使用されるのと同じ技術で作られたヘルメットです。
ヘルメットの軽量化は首への負担とむち打ちの可能性を減らし、安全性にも貢献します。
このような目に見える利点は、カーボンXを華やかで人目を引くヘルメットにしているカーボンファイバーの独特な外観によってさらに強調され、余分なグラフィックを必要としていません。美しいカーボンファイバーの質感とその独特のカラーは、カーボンX自体を魅力的なものにしています。

アウターシェルのエッジ処理

カーボンXは、完璧な丸みを帯びた仕上げのエッジが特徴です。

美しい丸みを帯びたエッジは、ヘルメットに独特の高級感を与えています。このデザイン上の特徴は、ラバーのプロテクターを追加する必要性がないため着用者の視野を広げるという別の利点ももたらしています。
ただし、フルフェイスヘルメットの下部には、快適性を高めるためにのエッジ部分にラバーを追加しています。

ポリスチレン製インナーシェル

発泡ポリスチレン製のインナーシェルは、衝撃吸収性の面で重要な役割を果たします。

カーボンXでは、この層は16mmと非常に厚く、密度は90kg/㎤であるため、EN1385認証に必要な厳しいテストに合格することができました。これには、平らな面への衝撃に対する減速度を測定する衝撃吸収試験が含まれます。

サイズ

ヘルメットのサイズは、コンフォートインナーパッドの内周によって決まります。
サイズ番号は頭囲（cm）に対応し、ソフトメジャーで測定することができます。
カーボンXは、55cm（スモール）から61cm（XL）までのサイズに対応する異なるパッドが用意されています。

取り外し可能なインナーパッド

2種類のパッドオプション

カーボンXは、クールマックスキャップによるインナーパッドと、防水パッドから選択できます。

●クールマックスキャップ
クールマックスは、汗を素早く蒸発させ、涼しくドライな状態を保つため、優れた快適性を提供するハイテク素材です。
すべてのカーボンXヘルメットには、この有名な新素材の使用を保証するラベルが貼られており、手触りもよく、ヘルメットをより快適なものにしてくれます。

●耐水性インナーパッド
ウォータースポーツでは、耐水性が重要なポイントになります。カーボンXは、クールマックスより快適性は劣りますが、水を吸収しないという重要な利点を持つ防水パッドも用意しています。

どちらのタイプのインナーパッドも取り外しや交換が簡単なので、様々なスポーツシーンでヘルメットを使用できるよう、両方購入することをお勧めします。

対応サイズは以下の通りです。

●クールマックスパッド
　・L ： 60 - 61cm
　・M： 58 - 59cm
　・S ： 56 - 57cm

●防水インナーパッド
　・61 (X ラージ)
　・60 (ラージ)
　・58 (ミディアム)
　・56 (スモール)

どちらのパッドでも、クールマックスタイプまたは防水インナーパッドのいずれかを交換することで、ヘルメットのサイズを変更することができます。
ヘルメットのサイズが合わない場合、インナーパッドを交換することができます。

チークパッド

カーボンXは、クールマックスキャップと防水インナーパッドの両方に使用できる布製のチークパッドがあります
チークパッドは、10mm、15mm、20mmの3種類の厚みが用意されています。交換も簡単で、ヘルメットのフィット感を微調整するのにも使えます。厚みの異なるチークパッドが必要な場合は、ご連絡ください。

微調整可能なチンストラップ

チンストラップ（あご紐）はミリ単位の精度で簡単に調整でき、赤いタブを持ち上げるだけでストラップが外れます。
チンストラップは、肌触りの良いパッド付き。

E.N.1385認証

ICARO2000のヘルメットは、イタリア運輸省公認の研究所であるCSIによってテストされています
カーボンXは、ウォータースポーツとランドスポーツのために特別に設計されており、安全性を最大限に高めながら、可能な限り軽量に作られています。
カーボンXは、ヨーロッパのEN1385規格に認証されています。

この認証は以下の内容で構成されています。

衝撃吸収能力：これは、ヘルメットを平らな面に落とし、内部の衝撃吸収力を測定するテストです。カーボン Xヘルメットはこの数値の範囲内に収まっているため、認証で要求されている以上の保護性能を発揮しています。詳細は、テストレポートの5ページをご覧ください。

リテンションシステムの性能：ストラップシステムの強度を測定します。

リテンションシステムの有効性：ヘルメットを頭にしっかりと固定するためのストラップの能力を測定します。

浮力：これは、少なくとも4時間水に浸かっていた後、ヘルメットがまだ浮いているかどうかを検証するものです。

これらのテストは、常温だけでなく、以下の条件下でも行われます。
・高温（35℃）と低温（0℃）の環境下でのテスト
・紫外線照射（人為的な経年変化）
・4時間の水中浸漬試験。

CSIが発行した証明書とEN 1385試験報告書

EN 1385試験についての詳細は、安全性についてをご覧ください。

イタリア製品質

ICARO2000のヘルメットはすべて、イタリアのデザイナーが手がけ、イタリアの素材と技術を使ってイタリア国内で製造され、ICARO2000の工場で訓練を受けたイタリア人スタッフが組み立て、イタリアの会社によって認証されています

海外に生産を委託したほうが安上がりだが、ここイタリアですべてを自分たちで行うことには理由があります。それは、品質、つまり安全性とユーザーの満足度を高めるためです。ICARO2000の品質は、単なるスローガンではなく、目に見える結果で示されます。私たちのハンググライダーとヘルメットは、世界選手権で数々の勝利を収めてきた一流パイロットに愛用されています。

ヘルメットの開発

新しいヘルメットは、求められる技術的特性から始まり、職人的な工程を経て形づくられます。実際、最初のプロトタイプは木と石膏で成形され、それをスキャンして3Dファイルにコード化されます。この3Dファイルは、色や細部のデザインを完成させるためのコンピューターシミュレーションに使われ、アウターシェルとスチロール製のインナーシェルの金型を作るCNCマシンに必要なデータを提供します。
すべての準備が整ったら、ヘルメットを組み立て、品質をチェックし、テストして梱包します。
完成したヘルメットは、イタリアのデザインと技術の粋を集めた逸品となります。